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しつこくJMHです。 今日はいろいろやっていました。デコードは全てKG-FAXを使用です。
前記事のコメントにて、電離層の状態が関係しているのでは?
というコメントがありましたので、今まで受信を試みたことが無い時間帯でやってみようと思い立ったのです。
昼間は 3622.5kHz の状態は芳しくないので、日没直後あたりを狙ってみることにしました。
実は、夜明け前の時間帯(日の出1時間前くらい)に受信試みたところ、ノイズが多くて見せられる状態ではないのですが、描画される曲線が割とくっきりしていることに気が付いたのも今回の実験のきっかけのひとつになりました。
先ず 13988.5kHz の受信。この周波数ではあまり実績ありません。
ICF2001D+AN-1 の組み合わせです。受信時刻は 6/20 の 14:48 - 15:06 の間。
まぁ、いつもこんな感じです。
16:00 過ぎると、気象衛星の画像が送られてきます。同期ずれ起こして、一部画面が壊れていますorz
これも ICF2001D+AN-1 という組み合わせ。
今度は受信機を ICF-SW7600GR+AN-1 の組み合わせにしてみました。
7795kHz にて、17:40 - 17:58 の受信。
しばらくこの周波数で各画面を受信していましたが、日没前後の時間帯にノイズ増えたものの、日没過ぎると回復しました。
19:00 過ぎてやっと日が沈んだので、いよいよ本当の目的である 3622.5kHz の受信実験です。
同じく ICF-SW7600GR+AN-1 の組み合わせです。
正直、びっくりしました。 今まで文字が読める状態で受信できたことが無かったので。。
画面全体に波線のような模様ありますが、当ロケーションでは、この周波数帯は元々ノイズレベルが高く、その影響なのかもしれません。
原因は不明です。 波線模様を発生させるノイズさえ無ければ、明瞭に受信可能ですね。 受信時間帯で違ってくるのでしょうか。
時間帯は日没1時間後になります。 ところが、それ以後も状態は悪化しません。
22:10 からの気象衛星画像です。ICF-SW7600GR+AN-1にて。
波線模様を発生させるノイズさえかぶらなければ、この状態であれば、恐らく明瞭に受信できると思います。
3622.5kHz の受信で、ここまで明瞭な状態になったのは初めてのことなんです。
しばらく様子見ることにします。
3622.5kHz のJMHを受信すると、画面がぼやける(というか著しく汚くなる)という現象です。
先ずは、7795kHz で受信したものから・・
これは、状態悪い方ですが、まぁこんな感じです。
このFAX信号は、白が2300Hz,黒が1500Hz の信号で変調されて送られてきます。
だから、2300Hz 付近と、1500Hz 付近のみを通すイコライザかフィルタがあれば改善するのではないか、 と考えたわけです。
札幌市内の某所リサイクルショップに行けば、40chくらいのイコライザが置いてあるんですが、 実験の為だけに買うわけにも行かず、orz
とりあえず、ディジタル処理できるものはないかと探してみました。
使えそうなのがありました。
61chです。 LinearPhaseGraphicEQ
これはよく読むと、VSTプラグインで動作するものらしい。
VSTプラグインに対応するソフトウェアが無いと駄目です。
よく判らないので、昔使っていた Music Studio Producer を再度セットアップして、実験開始。。
でも期待はずれですた。。
殆ど変わりありません。 どうも、1500Hz 付近にノイズが常に被っているようです。
これではどうしようもないのかな、という感じです。。orz
上記画像左側3分の1と、それ以外の部分に注目してみましょう。
線がぼやけているような部分と、くっきりしている部分がはっきりしていると思います。
左側は 3622.5kHz で、それ以外の部分は7795kHz で受信したものです。 途中で受信周波数を切り替えています。
なお、受信には ICF-2001D+AN-1 の組み合わせで USB で受信したものを KG-FAX にてデコードしたものです。
当ロケーションではどういうわけか、 3622.5kHz で受信すると、線がぼやけたようになってしまいます。
受信のコンディションが 3622.5kHz の方が悪いとかではありません。 AM 00:20 からの受信で、むしろ、逆に3622.5kHz の方が状態良いのです。
原因が判らず、受信機の問題か背景ノイズの問題なのかなと諦めていますが、解決方法ご存知の方いらっしゃいますかねぇ。。