2006/08/27(日)第20回 北海道マラソン

2006/08/27 15:07 おもしろ無線
毎年8月最終日曜に、札幌の市街地で行われます。
フジTV系列で、主要放送局でも全国中継されるので、ご存知の方も多いかと。

当ロケーションでは、100m 先の道路がマラソンコースのため、PM 1:00 からの1時間ほど、南北方向が通行止めになります。
こんな感じです ↓
200608271

普段は通りすぎるだけの場所にバスが待機しています。
放送連絡波を聴取しようと試みたが、サーチ中にひと際交信が活発な周波数が.... 149.51MHz。

周波数帳で確認したら、バス無線でした。
札幌には路線バスを運行している会社が3社あるが、もう一社の 149.19MHz もチェック。同じく交信が活発でした。

そうです。公共交通機関でもバスはマラソン大会の交通規制の影響を直接受ける。
あちこちで 1km-2km の渋滞が発生している模様です。どこかの交通情報よりリアルタイムです。
想定外のことがいくつか起きたらしく、バスの配車で苦労しています。

バス無線を聴取していると、「PM 2:00には開通」とのこと。
それ以前にそろそろ通れるようになるだろう、と思って流れ込んだ車両がちょっとした渋滞作っていました。
開通数分後の状態はこんな感じ ↓
200608272

バス無線によると、まだあちこちで渋滞 1km- 2km という箇所があるようです。
今日は交通量が少ない日のはずなので、あと1~2時間すれば収束するかなと。

バス無線は、交通状況を把握するのには結構便利です。
やはり、ハンディ機が欲しいですね。

2006/08/22(火)十勝太ロラン局

2006/08/22 15:37 おもしろ無線
ロラン局とは、海上を航行する船舶が自らの位置や進行方向を把握するために用いられる無線航行システムだそうです。
24時間休みなくパルス状の電波を出し続けています。
一応地図にも出ています → 十勝太ロラン局の位置 〔google MAP〕

国道336号線が途中で切れていますが、現在北東方向へ延伸工事中です。結構大規模に工事やってます。
地図上で右上の黄色い線は、一般道道 1038号 直別共栄線という道路です。
そのうち、一部が国道に組み込まれるものと思われます。
一部が太平洋の高波で道路崩壊して、復旧工事中による片側交互通行ですが、国道38号線から分岐する直別から地図上の昆布刈石までは舗装されています。
昆布刈石から国道336号へ通じる灰色の細い線は、一応、車がすれ違う幅がある道路ですが、急坂、急カーブで砂利道の悪路です。
地図では全く判りませんが。。

この近辺のラジオ局は帯広局の周波数で、STVラジオ帯広局 1071kHz を聞きながら走行していました。
しかし、昆布刈石に近づくにつれて

   「カッカッカッカッカッ・・・・」

という連続したパルス状の電波がカーラジオに被ってきて、だんだん大きくなっていきます。
このパルス状電波で判ったのだが、そういえばここら辺にはロラン局が....

砂利道から国道336号線に出た付近では全く 1071kHz のSTVラジオはかき消されて聞き取れません。
この先の浦幌十勝川を渡りきるあたりまで、そんな感じでした。

今装着しているカーラジオは、混変調除去特性がかなり悪く、ハイパワー局送信所の近くを通ると、すぐ混信が始まる始末です。

ロラン局自体の出力は、1.6MW (1600kW) というハイパワーです。
で、ロラン局には、1850kHz でパルス送信するロランAと、長波の 100kHz でパルス送信するロランCがあり、現在は概ねロランCに移行しているはずなのです。
100kHz の電波がカーラジオに被ったのだろうか?(まぁ、高調波の影響というのはあるかも...)
それとも 1850kHz でも未だ送信しているのだろうか?

ちなみに昔は比較的容易に受信できた 1850kHz のパルス状電波は、今は札幌では取れません。
やはり安物カーラジオはそれなりなのだろか。。