2024/05/24(金)FCM7001 を復刻するプロジェクト(4)

本業でコンテンツ消失事件が起きたので、その対処と、
実家の後片付けなどで、実質3週間、この作業が完全に止まっていました。

やっと FCM7001エミュレート部分に着手。
各種設定はまだ出来ていないが「基本的な時刻・カレンダー計時はたぶん出来ているだろう」的なところまで進みました。
(12Hモードで色々不具合があって、現在この機能の改修中・・・)

最初は、お約束通り上手く動作せず「全く動作しない」から始まり・・・
MPLAB でアセンブラ使う場合は、リンカオプションで配置アドレスを明示的に指定しておかないと、
何故か 710H を先頭アドレスとして動作するような HEX を勝手に生成することに気付かず、
数時間難儀したとかあった後に「やっと動作したか・・」と思ったら、


こんな感じで、数字の表示が無いので(コロン点滅しているので、動作はしている)、
信号波形見たら、全ての桁出力が同時変化で「ダイナミックドライブになっていない」とか、
DSC_0102.JPG


デバッグを続けて、こんな感じにまで進みました。。
FCM7001 では、デフォルト値がこのパターン(8秒間が時刻、2秒間は日付、0101は1月1日を意味)の表示、


ダイナミックドライブな桁出力信号波形も意図した感じになりました。
動作タイミングも、ほぼオリジナルに近いものになっています。数μsの相違はどうにもできません。
ですが、この用途では殆ど問題にならないとは思います。
DSC_0103.JPG


時刻設定などをサポートする回路を実装しなければならないので、
各種設定が出来るようになるにはもう少しかかります。