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2008年12月13日の記事

2008/12/13(土)サーバやネットワークトラフィックの管理ツール― Munin 【前編】

2017/10/11 7:44 サーバ運営・管理
数ヶ月前、この手のツールに Zabbix を導入したのですが、想像をはるかに超える勢いで取得情報のデータベースが肥大化し、貧弱な設備では半年も持たないことが判明した(爆)ので、急遽管理ツールの変更を迫られたのでした。
一度、採用候補にしていたのですが、日本語の情報が少ないので、Zabbix導入の際、ボツにしたこの Munin を何とかインストールしたのです。
メモリ状況 Munin は、「ムーニン」と言うのでしょうか? どうしても「ムーミン」と読んでしまうのは、自分だけでは無い と思うのだが、、
左記のような感じで、いろいろな情報を表示できるようです。

Munin は、perl スクリプトの集合体です。
入手場所はこちら → [トップページ] [ダウンロード]
ダウンロードの際は、最初は stable版で。




インストールの際は、予め以下のものが必要です。
・RRDTool 1.2.x
・Net::SNMP (Perl モジュール)
・Net::Server(perl モジュール)
・Crypt::DES(perl モジュール/ Net::SNMP が依存)
・Digest::HMAC(perl モジュール/ Net::SNMP が依存)
・Digest::SHA1(perl モジュール/ Net::SNMP が依存)
・HTML::Template(perl モジュール)

インストールの際は、更にいくつか前作業が必要。
・ユーザ名 munin, グループ名 munin を作成。UID,GID は 4949 あたりで良い。
・tar.gz ファイルを解凍し、作成されたディレクトリの中の Makefiie.config をインストールしたい対象マシンに合わせて編集。
・環境変数 PATH の中に './' (カレントパス) が入っていたら、削除したものを再設定しておく。
 カレントディレクトリが環境変数 PATH に入っていると、perl の環境汚染チェック(-T スイッチ) に引っかかり、動作に支障が出る。← これに填まりました。。

準備が出来たら、
gmake install-main
gmake install-node install-node-plugins

で本体をインストール。

インストール自体はこれで完了ですが、利用できるようにするためには、更に設定が必要。