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2004年09月27日の記事

2004/09/27(月)意外に知らない単行本・文庫本のマーケット

2017/10/12 2:57 雑多なトピック
 たまたま聴いていた NHK ラジオにて児童文学評論家だかの赤木かん子さんという人が喋っていました。
 「今の若者は活字離れだ」というのは、今に始まった事ではなく、数千年前のエジプト文明の時代から延々といわれていることらしい。
 つまり、一種の勘違いと錯覚を起こしている、ということらしいです。

 「子供が本を読まない」
 という現象をどう見るか、で延々と語っていましたが、
 「子供が本を読まないのではなく、自分の好みの本や、知っている本を読まないことを嘆いている」
 「他人に本をお勧めすることは、本人に似合わない服を勧めるのと同じ結果になる場合もある」
 「読者のパターンは”空想系”と”リアル系”に分かれ、両者は相容れない」
 「本をよく読む人は、”本”が一番の優先順位なだけで、普段本を読まない人も関心のある分野の本は読んでいる」
 納得したのは、学校の夏休みの宿題などで読書感想文を書かされたりしたことがあったのですが、
 読む本が指定され、読むことに精神的な苦痛を感じ、全く面白いと思わなかった理由です。
 概してそれらの本は「空想系」であり、ノンフィクションものや伝記の方に関心があった自分は「リアル系」だったからです。
 そういえば、「アニメ」も空想系で自分にはストレスだったです(ドラえもん、トムとジェリー以外は〔爆〕)
 「空想系」を半ば学校教育で強要し、「リアル系」を軽んじるのは、学校教育としては、ちょっとやり方がまずいのではと思います。
 本そのものも、装丁から活字までトータルコードディネイトされているらしく、1980年代の本は、内容が同じであっても、
 読むのに苦痛を感じるらしいです。10代、20代だと「読まない」。
 嘘のようで本当の話のようです。
 現在の本はひとまわり大きく、活字も現代人に馴染むように考えているらしいです。
 本ひとつとっても、なかなか奥が深いです。

2004/09/27(月)手稲警察署

 来る 10/1 から業務開始ということで、今日一般公開されたというニュースがローカルで流れていました。
 札幌市には平成元年11月に西区から分区した手稲区がありますが、西区も手稲区も管轄は札幌西警察署。
 西区と手稲区を併せた人口は 34万2000人余り、世帯数は 14万3000世帯余り、北海道警察的には分けたいのは必至です。
 10/1 から業務開始する手稲警察署は手稲区だけを管轄するようです。
 次に管轄の分割を考えているのは、恐らく札幌北警察署です。
 札幌北警察署の管轄は、札幌市北区・石狩市・厚田村・当別町。
 これらの地域を併せた人口は 34万9000人余り、世帯数は 15万2000世帯余り。(西区+手稲区より多い)
 警察署の設置場所は、石狩か篠路でしょうね。